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慢性的な肩こり、痛みを伴う五十肩……。こうした肩の症状は”日本の国民病“ともいわれ、多くの人がその対策に悩んでいます。慢性化していることも多く、常に感じる痛みやこりは本当につらいもの。「仕方がない」とあきらめず、積極的に改善して肩のストレスを解消しましょう。
「血行不良」が肩こり・痛みの原因に
肩こりは、肩の筋肉がこわばったり張りを感じたりする症状で、それほど強い痛みを感じることはありません。これに対し、四十肩や五十肩は痛みの症状が強く、腕を上げたり背中に腕を回したりすると、肩の関節にズキっと強い痛みを感じます。中医学(中国漢方)ではこうしたこりや痛みを広く”肩の症状“として捉え、体質から改善することを考えます。
肩こりや肩の痛みを引き起こす大きな原因は主に「血行不良」です。ストレスによる「気」の停滞、目の疲れ、身体の冷えなどが原因で体内の「血」がスムーズに流れなくなると、肩のこりや痛みが発生するのです。
また、体内に「痰湿(たんしつ)(余分な水分や汚れ)」が溜まりやすい肥満体質の人は、ドロドロ血で血流が悪くなり、肩こりが起きることも。いずれも日頃の生活が大きく関係しているので、日常生活から改善していくことが大切です。
血行不良のほか、自然界の邪気「寒邪(かんじゃ)」や「風邪(ふうじゃ)」が身体に入りこむことで急な肩こりや痛みを感じることもあります。こうした急性の症状は、長期化する前に早めに改善するようにしましょう。
肩こりや肩の痛みは深刻な病気ではありませんが、慢性化しやすく、ひどくなると頭痛やめまい、しびれなどを伴うこともあります。身体の中に隠れている原因を考え、根本から解消するよう日頃の養生を心がけましょう。