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手足のこわばり
手足の関節が硬くなった感じをともない、腫れぼったく動かしにくい状態になります。主に関節とその周辺の腱の炎症によって起こります。とくに関節リウマチでは、関節と骨の変形による強い痛みや腫れがあらわれる前に手足のこわばりを感じることが多く、とくに朝に感じることが多いという特徴があります。症状が進むとこわばる時間が長くなっていきます。
日常生活から考えられる原因
1冷えや体の疲れによるこわばり
体が冷えたり、疲れたりすることで、関節や関節周囲の腱の血流が滞り、痛みやこわばりがあらわれることがあります。
2関節の老化による変性
関節内で硬い骨同士が直接触れないように、クッションの役割をしている軟骨組織が、加齢によって減っていくことで、骨と関節、関節の周りの組織などが変形し、痛みやこわばりがあらわれます。
3手足のこわばりの原因となる疾患
手足のこわばりの原因となる疾患は、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原(こうげん)病が代表的です。とくにリウマチは、初期に関節のこわばりが起こることが知られています。また、パーキンソン病では、筋肉がこわばることがあります。
手足のこわばりをともなう疾患
1関節リウマチ
関節に慢性的な炎症が起こり、関節や関節内の骨に痛みや変形が生じる疾患です。関節以外の全身の臓器や組織に異常があらわれることもあります。最初は、微熱や全身の疲労感、食欲不振などが続き、次第に関節のこわばりや腫れ、痛み、筋肉の硬直などの症状があらわれます。とくに、起床のときに手首や足首、手足の指の付け根が自由に動かず、しばらくすると少しずつ動くようになる「朝のこわばり」と呼ばれる症状が特徴的です。
2膠原(こうげん)病(全身性エリテマトーデス(SLE))
関節、腎臓、粘膜、血管壁に起こる免疫異常による疾患です。症状は、頬の紅斑、動悸、息切れ、発疹、口の中の潰瘍、関節炎、リンパの腫れなど多様で、人によって大きく異なります。発症時には発熱が続き、あちこちの関節が痛んでこわばるなど、全身症状が出やすいのも特徴です。